洲本５人刺殺 −−− 心の病による凶行では？ 続報２
| ← 洲本５人刺殺 −−− 心の病による凶行では？ 続報 / 2015-03-13 | ← 洲本５人刺殺 −−− 心の病による凶行では？ / 2015-03-10 |  被害妄想 |
事件 （あるいは事故） 後の捜査経緯などは報道されていない様で経過はわかりませんから、精神の病としての妄想に関する記事を幾つか紹介；
- 淡路5人殺害事件から、「精神医療批判」を考える
みわよしこ | フリーランス・ライター、2015年3月22日 17時44分
上掲は精神医療の一般論と思いますが、この 『電磁波攻撃』 『集団ストーカー行為』 をはじめとする被害妄想？ に特化すると；
- サイトへの無用な攻撃を避けるため url の紹介は避けますが、『某宗教団体による嫌がらせ、盗聴、盗撮など集団ストーカー行為』 の告発サイト
”スカラー波、重力波、電磁波、放射線、が原因項目
音声送信は、例えば歯科治療に使った金属がダイオードになり、それが脳に近いので、結果アンテナになって、ラジオ等、無線音声が、受信機が無くても聞こえてくる”
ネットで検索すれば 『被害者』 サイトが少なからず存在することがわかります。実際に街宣活動を行っている団体もある様だし、健常者？ から見れば妄想に過ぎないことに苦しんでいるのは確か。
妄想なんて多かれ少なかれ誰でも抱くもので、それが生の活力になったり成功の原動力になるなどプラスに働く場合もあるし、今回の様に凶行に至ってしまうものもある。原因がはっきりしていて投薬で改善が期待出来るケースばかりでは無い様ですから、単純に 「精神科での受診・治療」 を勧める・強制するだけで解決するとは限らないと思われます。
以下、素性は一切調べていませんが、どんな症状があってどんな対応がなされるのかの参考として幾つかのリンク先；
私から無責任に言わせてもらえば、 『他者から受けている』 と思い込んでいる 『電磁波攻撃』 は、自分の内なる声に他ならない。忙しいのにヤル気が失せたり、わざわざ自分の不利益になる様な行動を起こしたり *1 、おぞましい考えがアタマから離れない （いわゆる 『こころの闇』 の部分） −−− 人間のこころは不思議なものです。
また、電磁波攻撃で他人のこころや思考を操れるなら誰も苦労しないし、我々の様なパンピーをテマヒマかけて操るほどヒマな人種もいないだろう、何の利益があるのか、とも言いたいところ。電磁波で地震が起こせる、なんてのも、行き過ぎたＳＦ。自然を征服できる、みたいな考え方が傲慢そのもの。
百歩譲って自分が、それを内なる声と呼ぼうが他者からの攻撃と呼ぼうが、 『意図に反して操られている』 としても、それを防ぐ手立てがないなら悩んでも仕方がない。あるがままの自分を肯定したうえで折り合いを付けるしかない。大半がそうやって生きているから社会が成り立っているワケで。
でもそんな説明では納得させられない。凶行 （やら自死） の再発防止のためには、最低限他人や自分を傷付けない様導くことが出来ればよいのですが、有効な方法はないものか？ 思い込みとは云え実際に苦しんでいる人間を無視して精神医療に押し付けるだけでは、何も解決しないでしょう。
.
*1:蛇足ながら、相当昔読んだ エドガー・アラン・ポー の The Imp of the Perverse - 邦題 『天邪鬼』 を想い出しました。
