遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

戦争のできる国 その3;

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愚かな坊ちゃんを擁護・叱咤激励するタニマチメディアおよびネオナチ・死の商人経済界皆さまは、自分達こそ 「平和ボケしていない」 、 「羮に懲りて膾を吹く 愚を犯していない」 、 「世界の常識をわきまえた」 人種と考えているらしい。大手メディアの中ではおそらく最左翼の某朝●新聞あたりをコキおろして溜飲を下げている様ですが −−−


前以て領土問題・歴史認識など周辺国とのあつれきを煽って紛争・戦争の危機を演出し、某覇権国の政策を利用 (実際には利用されているのですが) して某国を公に敵視した上での今回の閣議決定ですから、カシコイやり方とは思えない。長年曖昧にした揚句戦後処理をマトモに終えずに突然再軍備を宣言したに等しいので、周辺国のみならず 『国際社会』 の理解は到底得られないでしょう。世論調査は実行する側の恣意性が入る余地が大きいのでアテには出来ませんが、国民は置き去り。決定に至る法的なプロセスも、突っ込みどころ満載。明らかな暴走;

  • 社説(集団的自衛権容認)抑止力向上は まやかし
     2014年7月4日 05:30、沖縄タイムス+プラス
      「あらゆる事態に対処できる法整備によって、抑止力が高まり、戦争に巻き込まれることがなくなる」 、一見そうかな? と思わせますが、「あらゆる事態に対処できる仕組みによって、安全性が高まり、原発事故はなくなる」 と同じ類のまやかし。愚かな坊ちゃんも、特に西方の経済界も未だに理解していないらしいが、世界情勢やら自然災害・人的ミスに関して 『あらゆる事態』 を想定するのは殆ど不可能。先日紹介 のコトバ 【「『偶発』に引きずられるのが戦争で】 の意味をよく考えるべきでしょう。このまま放置すれば恐らく 「核武装によって、抑止力が高まり、核戦争に巻き込まれることがなくなる」 と云う暴論が大手を振って歩き出しそう。
    • 【コラム】「戦争不可」覆した安倍首相…宿命として受け入れる日本人
       2014年07月02日08時33分、[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
       ”現在の日本の政治には「首相の意」だけがあって「国民の意思」は占めることができない。有権者は自身の地方区の国会議員を選んだだけなのに、その国会議員が選んだ首相が「国民の意思」としながら勝手に刃を振り回す。無気力な日本の有権者はこれに抵抗はするが、宿命として受け入れる。 / 一生懸命に否定しているが、日本の指導者や与野党の政界、そして市民全てがそのような状況に慣れていきつつあるのはでないだろうか。

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