原発　および　後始末Watch　その６３；

- 反原発派こそが似非科学を批判すべきだ
  　橘玲 2014/6/2 19:23
  　※ 「美味しんぼ」は、どう見てもグルメ漫画？です。虚構の世界にまで厳密な『科学』が求められますか？表現の自由は『科学』の裏付けが前提ですか？更に言うなら、『科学』の『裏付け』が無いものはすべからく似非科学として切り捨てられますか？被ばくの程度とヒトの健康の関係は、私が色々読む限り、明確になってはいません。世界中のエラいセンセイ達の間でさえ共通の見解は無い筈です。ファルージャの奇形児と劣化ウラン弾の関係、被ばくではないけれどベトナム戦争で使用された枯葉剤と健康・遺伝の関係、身近なところでは公害病 −−− 因果関係が容易にはつかめず被害が拡大しましたね？こと健康に関する限り、『状況証拠を以って有罪』とするのがカシコイのでは？また、事故が起きました、想定外でした、３年経っても誰も解決出来ません −−− この『現実』を以って原発再稼働反対（≒ 安全が確保されれば稼働可）あるいは反・脱原発、ってのもアリですよ。与太の真意は知らんが、『科学』を免罪符に使うなよ。

- 「県は被ばく調査を」＝地元では風評懸念の声も―前双葉町長
  　時事通信 5月19日(月)12時51分配信
  　”福島県双葉町前町長の井戸川克隆氏は19日、福島県庁を訪ね、公開質問状を提出した。その際、記者団に「県は被ばくに関する調査をしたのか。数字を示すべきだ」と語った。”

- 「極端な意見」「住民の立場に」＝「美味しんぼ」問題、識者にも両論
  　時事通信 5月19日(月)11時58分配信
  　”元准教授は、今回の事態を「鼻血が出たのは放射能で鼻の粘膜がもろくなったからという描写は、ちょっと極端な意見では」とみる。その上で「ただ、福島県の個人の被ばく調査があまり進んでいないのは留意しないといけない」と詳細な調査の必要性を指摘した。 / 一方、原発事故をめぐり幅広い発言を行う武田邦彦中部大教授は「今回の議論は『真実かどうか』を問題にするより、自治体は住民側に立ち、鼻血程度でもどんどん報告していくべきだ」と強調した。”
  　※ 『識者』なる人種のいい加減さは散々見せてもらった。例えば−−−

日本の報道自由度は世界42位、なぜ日本メディアは異質なのか？海外から改善勧告も (1/2)
　Business Journal 6月1日(日)3時0分配信
　※ お利口さん達は自ら進んで『自主規制』するから見事に横並び。ニラまれたら村八分、『自由』でメシは喰えない、ってワケ。

雨水漏えいは３月から　貯蔵タンク、３カ月間で約４トン
　２０１４年６月７日　福島民友ニュース
　”東電の推定が正しければ、タンクからの漏えいは約３カ月間にわたり続いていたことになる。”

住民悲鳴「帰れない」　南相馬・小高、進まぬ自宅修理
　２０１４年６月３日　福島民友ニュース
　”工事で出る建築廃材を処理する産廃業者を確保できず、修理に入れないのが現状だ。自宅が傷んでいる松本さんは一度も避難区域内の特例宿泊を申請していない。「解除目標までに修理できないかもしれない」と頭を抱える。”

- 福島第１凍土壁工事に障害　埋設物と交差１７０カ所
  　産経新聞 6月7日(土)7時55分配信
  　”特に埋設物を避ける工法については、高度な技術が必要とされており、施工を担当する鹿島建設は「作業員の訓練を進め、慎重に施工する。ベテランがいるのでミスをすることはない」と強調した。”
  　※ そもそも同社では、今回ほど広範囲に施工した実績はあるのか？まさか１００％は避けられないミスを前提とした対策が無いなんて言わないだろうな？