遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

資本論; 21世紀版 〜 書籍の紹介

読み応えのありそうな書籍の紹介;

  • 米国覆う「ピケティ旋風」 ベストセラー上位の常連、なぜ注目?
     産経新聞 5月28日(水)20時2分配信
     ”「21世紀の資本論」の要旨を一言で表現すると、米国繁栄の礎である資本主義に対する「挑戦状」である。「資本収益率(株式や不動産といった資本の投資利回り)が国民経済の成長率を上回る構図にあるため、富が一部に集中して、社会の格差は拡大する運命にある」と資本主義の将来を悲観的に分析した。 / 過去200年以上のデータを用いて、「所得と富の分配史」を統計的にひもといたピケティ氏にとって、資本主義は権力者が利潤配分の仕組みを利己的に決める弊害が内在している。 / 本書はデータの選択的利用が批判された面もあるが、「格差急拡大」とまではいかなくても、20世紀中盤に発生した中産階級化の流れが終わった構図を明示している。


書籍関連;



  •  Capital in the Twenty-First Century
     Harvard University Press, 2013/12/11 に公開

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