遊蕩爺の漂浪メモ

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原発 および 後始末Watch その31; 4号機使用済燃料プールからの燃料取り出し 関連

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福島第一施設の位置関係

福島第一構内タンクエリア図
朝鮮日報

レコチャ

福島民報
東京電力

TEPCO

동경전력

东京电力公司



当記事では、11月中旬以降へズレ込んだ取り出し作業に焦点を;


【現時点での予定取り出し作業】

【中長期ロードマップ中での位置づけ】

    • 【資料2】中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(2.91MB)
        以下 『諸計画の取り組み状況(その1)』 のみ抜粋


       


        4号機からの息詰まる取り出しだけで、予定通りとしても2014年度後半までかかります。更に1〜3号機については2016年度以降までかかる。その間 『想定外』 の事象には事欠かないだろうし、 『慣れ』 による事故も怖い。

【取り出し作業に関する報道など】

  • 福島原発4号機、実証試験を追加 燃料取り出し延期へ
     2013/11/05 02:00 【共同通信】 via 47NEWS(よんななニュース)
    −−−実証試験には準備を含めて数日かかる見込みで、早ければ8日にも始まる予定だった燃料取り出しは1〜2週間延期となる見通し。 / 燃料取り出しに向け、クレーンを備えた4号機の建屋カバーは既に完成しているが、実証試験は行われていなかった。 (記事終わり、引用終わり)

原発は安全でも安価でもなく、クリーンでもグリーンでもない。核兵器紙一重、その意味で日本は既に 『制御不能の核』 武装済みでは? 実際に原発事故および膨大・デリケートな後始末作業を目の当たりにしても、まだ原発 (リスクが低いと云われる トリウム 原発も含む) に頼ろうというヤカラのアタマの中には何が詰まっているのか見てみたい。ゲンバクの悲惨さを知っている、過ちは繰り返さぬ、と毎年何回かだけ空念仏を唱えながら、どこぞのありもしない 『核の傘』 をアテにするヤカラのも。

とにかく事故が起こらないことを祈るばかり。

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