カムチャッカでの群発地震: 念のため
確かにこのところカムチャッカでの相当規模の地震が多い様です;
◆【注意報】 カムチャッカでM8クラス発生の可能性
2013年05月21日 14時00分05秒、心安らかなる日々 (釈愚さんサイト)
−−−M5,M6クラスの群発地震となると、その次に来るのは、地震の空白期間と、その後のM8クラスの地震です。 / 津波の危険性もあるような地震ですので、警戒レベルはここ数日は最高レベルにしておくのがよいと思います。 (記事終わり、引用終わり)
出典: 30 Days, Magnitude 4.5+, USGS
上掲中最大規模のものは;
出典: M6.0 - 122km SE of Petropavlovsk-Kamchatskiy, Russia 2013-05-21 05:43:21 UTC, USGS
カムチャッカ周辺での1900年−2007年の地震発生状況などは;
出典: USGS Open-File Report 2010-1083-C Seismicity of the Earth 1900-2007, Kuril-Kamchatka Arc and Vicinity
※ このところの群発地震の震源深さは100キロ未満、50キロ周辺。図中の赤丸、つまり太平洋プレートの潜りバナ。なお同図中に示されているプレートの動きは;
で、当該地域での巨大地震の際、発生から1〜5時間以内に間違いなく日本にも到達する津波に関しては、以下過去データが参考になりそう;
出典: Tsunami Time Travel Event Maps ngdc.noaa.gov 中の "November 4, 1952 Kamchatka, Russia" の例。地震規模はM9、ハワイでの被害が報告されたものの犠牲者はゼロだった様子。日本では潮位の変化が確認された程度?
なおカムチャッカは火山の宝庫でもあります;
出典: Volcano World Your World is Erupting
ただし現在活動中なのは;
出典: Smithsonian Institution / USGS Weekly Volcanic Activity Report
※ Kizimen 、 Tolbachik 、 Shiveluch の3火山のみ。
過去の記録を見る限りでは日本に大きな被害が及ぶとは考えにくい −−− のですが、何しろ 『想定外』 が増えている様ですから、特に原発あたりをWatchしていればよい、ってことになりますか。
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