ワールド・ワイド・ウェブ WWW 成人おめでとう !
CERN / 欧州原子核研究機構 と言えば、最近なら 過去記事 で紹介した物理学関連の研究で脚光を浴びていますが、現在の我々がその大きな恩恵を享受している World Wide Web (WWW あるいは W3 あるいは the web) を無料で全世界に開放したのも CERN であることは不勉強で認識しておりませんでした;
◆世界初のウェブページを再現、WWW開放20年を記念 CERN
2013年05月01日 13:38 発信地:ジュネーブ/スイス、AFPBB News
Twenty years of a free, open web
Geneva, 30 April 2013, Cern
※ ちなみにこのページの url (ネット上の住所の様なもの) "Info.cern.ch" は正に世界最古? のもの。
CERN-IT-9304003 / The document that officially put the World Wide Web into the public domain on 30 April 1993
Date: 30 Apr 1993, CERN Document Server
ウェブやらインターネットに関する概要やら歴史に関しては (以下 url 全てをブラウザにコピペ; 全角文字のためリンクが貼れないので)
- http://www.amazon.co.jp/村井-純/e/B004L3KFJI/ref=ep_sprkl_at_B004L3KFJI?pf_rd_p=97771389&pf_rd_s=auto-sparkle&pf_rd_t=301&pf_rd_i=%E6%9D%91%E4%BA%95%E7%B4%94&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=8FD7F64A7AD741C69E84:
村井 純さんの大変優れた、かつ新書版でお財布に優しい、かつ分かり易くアタマに優しい書籍がお勧めですが、お手軽には WWW 日本語記事 も秀逸と思います。
その記事中、日本初のホームページが紹介されています;
上掲ページで右クリックして 「ソースの表示」 でも表示されますが、
◆日本最初のホームページ / 1992年9月30日
株式会社つくばマルチメディア (最終更新は1999年6月、あくまで古文書として公開)
でもソースが見られます。
IT技術は大変な勢いで進歩しているものの、それを能動的に使いこなすべき人間が追い付いていない現実がありますね。WWWが先に成人してしまった様な気がします。
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