遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

日本再生!! −−− おぞましいハナシ

「迎撃で防衛力示せたのに」=北朝鮮ミサイル失敗―石原都知事
  時事通信 4月14日(土)8時36分配信

   実際には自滅してくれて日本政府は助かったのでは? 万が一打ち上げに成功し、かつ日本の領空に入ってきて破壊措置命令が出されても、イージス艦もPAC3も外した筈です。事前に周到に準備した試験ではなく、いつどんなルートで飛んで来るかわからない本番の飛行物を撃墜出来る能力なんて無いでしょう。数打ちゃ当たるかも知れませんが。高いおもちゃが役立たずであると露呈したら、それこそ大変なことになっていたでしょうね。



日本のメディアは揃って 「ミサイル発射」 と報じていますが、ざっと見た限り米欧メディアでさえ大半が 「ロケット打ち上げ」 と報じている様です。米韓日で散々挑発しておいていい気なものです。次は核実験をやらせたいのでしょう。韓・日に核やら拉致問題解決なんて到底無理、全てがアメリカの都合次第。DPRKの発表は全てがウソと断定し、罰を求める姿勢しか見えない。一方DPRKにとって韓日はアメリカの付属物でしかない。身内の問題の解決を他人に丸投げした結果です。全てがダースベイダーの思うがまま、交渉が成り立つ素地さえ無い。外交以前の問題。


DPRKやらイランやら中東やら問題だらけですが、日本は外交無策で存在しないに等しいから何も変えられない。しかしそのどさくさに紛れて日本をとんでもない方向へ向かわせる動きがある様な−−− (リンク切れは無視、題名だけで十分理解可)


<武器輸出緩和>三原則、事実上の大転換 国民的議論なく
  毎日新聞 12月28日(水)0時38分配信


  武器輸出三原則の見直しについて
    (2012.1.24)日本戦略研究フォーラム

  平和・人道目的を例外に=武器輸出緩和、年内にも新基準―政府方針
    時事通信 12月12日(月)19時44分配信

     平和・人道目的のための武器輸出なんて、いかにも姑息なエリートの考えそうな言い訳。自らを 「死の商人」 と呼ぶ者はいない。武器が最終的に誰の手に渡ってどんな風に使われるかなんてわかるワケが無いし、管理だって出来ませんよ。

  武器の輸出が抑止力に=三原則の見直し求める―石原都知事
    時事通信 11月18日(金)17時51分配信

  年内にも三原則緩和案=防衛政務官
    時事通信 11月17日(木)22時42分配信

  武器輸出の緩和検討伝達=玄葉外相、米国防長官に
    時事通信 10月25日(火)17時36分配信

  <武器輸出三原則>見直し求め、民主防衛会議が政府に提言へ
    毎日新聞 10月13日(木)21時49分配信

     「民主防衛会議」 とは民主党防衛部門会議のこと。


関連ニュース;


日本が武器輸出の原則を緩和、「軍国主義の露骨化」=韓国メディア
  サーチナ 12月28日(水)10時36分配信


<武器輸出緩和>中国、日本をけん制
  毎日新聞 12月27日(火)20時16分配信


<武器共同開発>三原則緩和後で初、英国と着手へ
  毎日新聞 4月4日(水)2時32分配信

   そういや、落ち目の大英帝国トップセールスマンが来日していましたね。


日本、インドへの武器売却で「遠交近攻」へ(1)=中国
  2012/01/13(金) 10:01、サーチナ

日本、インドへの武器売却で「遠交近攻」へ(2)=中国
  2012/01/13(金) 10:06、サーチナ


日本の 「国内防衛産業」 に関して;


日本企業、家電あきらめ軍需産業で攻め
  人民網日本株式会社事業案内 更新時間:08:17 Feb 15 2012

  


日本の軍事産業はアジア最大、国内に関連1000社以上―海外メディア
  配信日時:2011年12月29日 14時52分、レコードチャイナ

  −−−第2次世界大戦中にすでに戦闘機や潜水艦など、当時世界最先端の武器製造技術を持っていたことを紹介。敗戦で多くの武器生産施設は閉鎖されたが、朝鮮戦争を経て「日本は再び戦闘機、駆逐艦、潜水艦、軍事衛星などの国産化に成功した。三菱重工富士重工川崎重工など12社が、日本の武器市場で95%以上のシェアを握っている」とした。  (以下略、引用終わり)


日本国内にて、軍事関係の製品を製造販売する企業 一覧


The SIPRI Top 100 arms-producing and military services companies, 2010

  参照: 軍需産業 - Wikipedia / 上位100社

   スリーダイヤをはじめとして、石播、川重、日電などが名を連ねています。いのちガネ全部つぎ込んででも今のうちに株買っとけば儲かりまっせ、老後の心配ナシ。(一切責任持ちませんけど)


兵器に関しては性能・機能が優先、コストは二の次の様ですから、技術力があればおいしい市場。いかに殺傷能力が高くコンパクトで故障しない兵器を造るか。日本の得意分野ですね。日本の若い研究者・技術者が知恵を絞って設計図をひき、効率のよい工場で薄給にもかかわらず質のよい日本の労働者が製造した製品が世界中で活躍 −−− 言い換えれば顧客の敵を殺傷 !! エキサイティングですね。子どもに鼻高々で自慢出来るし。軍事産業は潤い、株主は高配当を受け、裾野産業にも雇用をもたらす。日本再生のホープ、がんばっぺし!


でも、既に紙屑同然とは云え、某国に押し付けられた憲法はいったんチャラにして作り直ししたほうがよい。カネにならないタワゴトは排除してね。そして積極的に正義の敵を殺傷すべきです。 (正義の定義もお忘れなく) 核もアリですが、がさつなアメリカ企業と競合することは許されませんよ、念の為。


行動のココロは別としても −−−


 [:W450]
 出典: Dilemma - Truthdig


この鳩は、残念ながら日本の大キライな中国であり露助ですね。日本の役割は −−− 鳩に豆鉄砲喰らわせて邪魔をし、将軍様が点火した導火線の先に繋がった爆弾の手配。今まではカネだけだったが、これからは実弾も爆弾も供給出来る。大変な国際貢献ですね。


『抑止力』 なんて、いらぬ紛争のタネ。卑近な例でケンカを考えてごらんなさい。怒りに火が付いて拳が出るのではない、拳が出て怒りに火が付くのです。お守り・度胸付けのつもりでポケットにナイフをしのばせてごらんなさい、必ず使って・ちらつかせてぶち込まれますから。持っていなければ避けられた無用の刃傷沙汰 (有用の刃傷沙汰ってのもありませんけど) も多い筈です。銃が野放しのアメリカを見てごらんなさい。


国防は別と言うなら; 21世紀になった今日、どんな馬鹿な国が日本に攻めて来ますか? 現実的には領海侵犯の漁船やら日本にあこがれる馬鹿な密航船、海賊、反捕鯨テロリスト、領空侵犯のヒコーキですが、幾ら正当防衛と言ったって日本は即撃沈や撃墜なんてしませんよね? 出来の悪いロケットやら寿命の尽きた衛星の破片が降ってくる確率は宝くじ並み? どう考えてもあり得ないハナシですが仮に中国が攻めて来ると云うなら、守り切る手立てはありませんね? 国力が違い過ぎる。それを補うために核武装ですか? それではDPRKと同じ。真面目に 「外交」 を考えない限り、チカラで必ず押し潰されます。また、技術の使い方を誤れば凶器になります。


いつの間にこんなことになったのか?? 有権者としてこんな馬鹿な代表を送り込んだつもりはないのに。