2011年東北地方太平洋沖地震 その266: 気象、 余震・地震 〜 釈愚式予測・仮説、 震災関連
このところ諸事情により、記事作成・更新のタイミングが定められず不規則となっています。暫くの間、地震・余震、気象情報や釈愚さん記事については基本的にリンク先の紹介のみとし、時間が許す限り個別情報・震災関連のニュースを紹介 and/or それらを基にタテヨコに展開することとします;
【個別情報】
12月14日ヨル 〜 15日にかけての地震予測: :全国的に 【注意報(低)】
2011年12月13日 21時08分15秒
全体概況: −−− 引き続き東北東への大きな流れがありますが、特に、九州西部から冷熱が到来し、西日本から中部、関東までの地域において列島下が冷却されています。 −−− こうした大きな流れのときは、地震の深度は深くなる傾向にあります。 / また、黒点数はやや増加したものの、この一週間では100以上も減少しているので、今後これが一挙プラス側に反転する場合においては、M5、M6クラスの地震が発生する可能性があります。このため、ここ数日間は注意が必要です。 −−−
(資料1)地震発生箇所予測図 (引用者注:右図)
(後記)現在、黒点地磁気にからんでのところの仮説を修正しつつあります。今週中には考察としてアップしたいと思います。黒点や地磁気についてはかなり難渋しましたが、いよいよ核心に迫れそうです。 / 平年差および今日と昨日の平年差比較アニメデータ;各々PC版・携帯版・iphone版掲載 (以下略、引用終わり)
◆<地震>岐阜、愛知で震度4
毎日新聞 12月14日(水)23時17分配信
◆ 2011/12/14 13:01:08 岐阜県南東部 一元化震源マップ
◆ 14日13時01分頃 / 岐阜県美濃東部 / M5.2 / 震度4 / 震源の深さ 約50km
◆ Magnitude 4.9 - EASTERN HONSHU, JAPAN / 2011 December 14 04:01:07 UTC
◆パプアニューギニア沖でM7.3の地震、津波の心配なし
ロイター 12月14日(水)14時45分配信
◆ 14日14時05分頃 / ニューギニア付近 / M7.3 / 震源の深さ 約130km
◆ Magnitude 7.1 - EASTERN NEW GUINEA REG, PAPUA NEW GUINEA / 2011 December 14 05:04:57 UTC
◆ Tsunami Information Bulletin by PTWC
Warning, Watch, ETAs / Obs とも none
【リンク先 (コンテンツが更新されます)】
■ 防災気象情報
■ 全般気象情報
■ 実況天気図
■ 日本域 水蒸気 カラー
■ 気象統計情報 (火山含む)
■ 報道発表資料
地震・余震発生状況
■ 地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁
参考: 動画:気象庁 最新の地震活動状況(速報)
1時間毎の震央が地図上にプロットされる動画。
■ Earthquake List for Map of Asia Region / USGS
参考: 環太平洋 / 半球
【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 】
■ 地震・余震予測
※ 土日祝は基本的に簡易版。時期によりお休み・予測の時間帯変更などあり。
■ 連絡・考察
【震災関連】
◆寒さ対策遅れる宮城・福島 仮設住宅に断熱材など、年内完了向け急ピッチ
産経新聞 12月14日(水)7時55分配信
◆東日本大震災:給水管凍結防止へ、仮設住宅工事進む−−宮古 /岩手
毎日新聞 12月14日(水)10時59分配信
そうか、寒冷地で暮らしたことの無いひとにはわからない事情がありますね。断熱材の追加・補強や窓の二重ガラス化は何となくわかるでしょうが、「水抜き」 は何のことやらかも。分かり易そうなサイトは−−−
※ 寒冷地である長野県のリフォーム業者さんのサイト。別荘なども扱っておられる様ですが、水抜きは物件が何であれ大して変わりません。私が子どもの頃暮らしていた札幌郊外では、冬の朝方の気温が零下20度あたりまで下がりましたから、毎晩寝る前に両親がこの水抜きをやってましたね。やらないと −−− 水道管の中の水が凍って管が破裂してしまいます。
また 「ホームレスの方々に学ぶ寒さ対策」? については、我々にとっても参考になります。役に立つ新聞・段ボール・発砲スチロール・ビニール等を気軽に捨てたりリサイクルに出して終わり、では本当にもったいない。社会問題としてのホームレスを扱ったサイトは少なくはありませんが、更に寒さ対策を加えると、あまりいいサイトは無いみたい。彼らの数々の防寒ノウハウのうち転用可のものはそんなに無いのかも。無理に探して見ると;
⇒ 覆面座談会(業界別) 冬のホームレス (Webマガジン 月刊チャージャー)
全5頁
※ このサイトにはあまり防寒対策のハナシは出て来ませんが −−−
⇒ Twitter - @kitxxg ホームレスが寒さ対策にって自分のダンボールを被災者に
⇒ ホームレスの防寒対策 - 世直し父さん - Yahoo!ブログ
※ 「新聞紙はインクが浸み込んで、油性の為に、防寒効果が有るのだろうと思うが」 は多分見当違いでしょう。何故そう思うか? 私は子どもの頃、寒いスキー場などでセーターや防寒具の下に正に新聞紙を入れていたから。その効果は抜群、効用は −−− 冷たい風の侵入を完璧に防いでくれるのです。なお両親の名誉のため? に申し添えるなら、ウチはおカネ持ちではなかったと思うが、子ども (=私) にはみじめったらしい思いをさせぬ様心を砕いてくれた筈。学校のスキー授業などでも皆やってましたから、これは生活の知恵。なお防寒ではないので蛇足ながら、スキーの際もうひとつやっていたことが; 下着と背中の間にタオルを入れておくこと。滑り終えたら汗を吸い取ったそのタオルを着衣のまま引っ張り出せば、風邪をひくことがない。
もうひとつ寒さ対策; 布団なり寝袋に、夫婦なり親子で裸で入って寝るとか。(雪)山で遭難の際体温が奪われるのを防ぐため濡れた衣服を脱ぎますが、乾いた着替え衣服など暖房手段が無い場合のサバイバルの最終手段として知られていますが、そこまで切羽詰まっていない場合でも、人肌で直接温め合うのは大いにアリでしょう。(ただし体力を消耗する様なコトをいたしてはイケませんが) 『絆』 を強めるにもよいかも知れません。参考まで、
◆「犬が孫守った」救出81歳男性の妻…北海道
2011年11月16日20時12分 読売新聞
−−− 2人と一緒にいた「ジュニア」はラブラドルレトリバーで、高さ約80センチの大型犬。犬の散歩は相馬さんの日課で、澄海ちゃんは母親(39)とともに帰省しており、よく犬と一緒に出かけていたという。救出後、澄海ちゃんは救急隊員に対し、「犬を抱いて暖まっていた」と説明するなど、元気な様子だったという。 (以下略、引用終わり)
※ これは 「犬肌」 ですが −−− 大型犬の平均的な体温は 37.5℃〜38.6℃ で、小型犬よりは低いが人間よりは高い様です。
◆被曝線量を早く知っていれば…調査結果に憤り
読売新聞 12月14日(水)1時48分配信
⇒ 福島県ホームページ - 組織別 - 県民健康管理調査検討委員会
平成23年12月13日更新※ この頁中、『「県民健康管理調査」進捗状況発表(平成23年12月13日発表)』 の項に発表資料リンク先掲示。
参考: 福島県ホームページ - 組織別 - 県民健康管理調査について
平成23年12月13日
◆東日本大震災 福島第1原発:警戒区域に独り 井戸水とろうそくで生活
毎日新聞 2011年12月14日 2時30分 (最終更新: 12月14日 3時01分)
−−−「命を守るために法律で避難させていることは理解できる。しかし、何十年も避難するぐらいだったら、自分は短い間でも生まれ育った富岡で過ごしたい」
・避難所に横たわる被災者を見て「自分には無理だ」と思い、3日ほどで自宅に戻った。「『自分勝手だ』と非難があることも分かっている。罰金ならいくらでも払う。でも自宅に帰ることが犯罪なのか。おれたちは被害者なのに」
・「東京のために発電してたのにさ、今じゃ電灯の一つもつかないんだからな」
・町内にさまよう数十匹のイヌやネコ、牛約400頭、飼育施設から逃げ出したダチョウなどに、動物愛護団体から送られた餌を毎日数時間かけ、与え歩く。「町に戻った自分にできること」という。
・「人間が作った機械に完璧なものはない。『夢のエネルギー』なんて幻想だ」
・健康被害が出たとしても「地元を離れる気はない」という。「一日も早く除染が終わって、みんなが帰ってくるのを見届けたい。警戒区域の中にいないとできないこともあると思う。みんなが帰って来られるように自分なりに努力したい」
・旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)では「サマショール」(わがままな人)と呼ばれながら立ち入り禁止地域に住み続けた住民がいた。 (記事終わり、引用終わり)
私も含む部外者にとっては 「サマショール」 なのかも知れませんが、上に引用した福島県富岡町在住の農業、松村直登さん(52)が仰っていること全てに強い共感をおぼえます。トシが近いせいもあるのかも。周りのいのちも支えながら御自分に出来ることをしながら暮らしていらっしゃる、と解します。いつまで続くかわからない避難生活に耐えられない方だって多い筈、これも意義のある立派な生き方とおもいます。また、トシと状況によっては、余命を住み慣れた地で過ごしたいってのもアリでしょう。
リスクを知り、自己責任で覚悟の上で住み続けることが違法であること自体確かにおかしい。「強制退去」 なんて異常では? 被ばくにより入院・最悪死亡と云う事態を国や行政がメンツにかけて避けたいがための法に過ぎないのかも知れません。避難せず住み続けるなら一切関知しない、と云う状況があるならそれは間違いですね。名目が賠償なのか援助なのかの違いがあるだけで、各々には何の責任も無い以上、状況に応じて等しく補償されるのが真の平等でしょう。
『絆』 が大事と言うなら、この方のために何が出来るのか? また、この方と地域の 『絆』 を誰が切れるのか? 切る代償を受け取って避難をするのが多くの場合は無難と思うが、それだけが選択肢ではないのかも。被災地や被災者だけが考えればよい他人事ではない、この問題のタネを播き水をやって育て果実を収穫して食べたのは我々自身。
更に否常識・非謹慎・非真面目に発展させるなら、避難区域での空き巣防止やらまちや留守宅?メンテ、住み続けていらっしゃる方々への物資供給などの請負って、ビジネスとしても成り立ちそう。ただし事情が事情だから、携わる業者は防護服を着てモノモノしく活動しなければならないだろうし、輸送機器も警戒・禁止区域内外できっちり分けるなど、特殊事情をクリアする必要はありそうですが。なお安くはないカネを請求する相手は国 (ってことは私をはじめとする日本国民) ですよ、勿論。番外: 区域外から侵入の空き巣狙い? その場で射殺・汚染がれきとして焼却ですね。そんな許可が出れば、のハナシですが。