遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その189: 台風・豪雨、 余震・地震 〜 釈愚式予測・仮説、 新仮説周辺知識の備忘録

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 気象庁


  
 左図出典: 4分割(北西) 水蒸気 as of 2011/09/12 18:00 JST
 右図出典: 実況天気図 as of 09/12 18:00


 残暑はまだ続くけど
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/9/12(月) 午前 10:29

   −−−(← 引用者注:以下、 「中略」 の意味)台風12号による紀伊半島豪雨の被災地では、普段であれば大したことのない少量の雨でも、地盤が緩んでいたり、崩壊した土砂が渓流に残っていたりするため、新たな災害に結び付くキッカケになるおそれがあります。紀伊半島では、急な雨や雷雨には特段の注意や警戒を心がけていただくようお願いします。 (記事終わり、引用終わり)

   奈良の土砂崩れダム、降雨30ミリで決壊の恐れ
     読売新聞 9月12日(月)15時35分配信

   過去記事 中の【土砂崩れダム決壊の危険】 も参照。



 防災気象情報
 気象統計情報 (火山含む)
 報道発表資料




 地震・余震発生状況


  浦河沖地震は収束?  浦河沖地震 (随時更新).xls 直


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS

    環太平洋 / 半球




【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測


   9月12日ヨル 〜 13日地震予測 注意報 該当地域無し
    2011年09月12日 19時20分00秒

    −−−(2)概況: / 南方洋上にある熱帯低気圧は、地震抑制力を発揮しており、地震の少ない日になりました。hi-netによれば、499回の地震発生ですので、台風時の地震発生回数とほぼ同数です。 −−− 日本海側から太平洋側に温熱流が流れていくということは、日本海側から太平洋側に向けて順番に温度上昇していくことになります。温度上昇するプレートや地殻は膨張するために、ちょうど、プレート境界における北米プレート側のプレートが浮き上がるような形になるために、地震が発生しやすくなります。この流れがなくなったので、地震発生回数が減少したと考えています。 / また、昨日に引き続き、平年差の温度変化量を調べると、日本列島周辺において温度差が小さくなるような方向に推移しており、これによって場のエネルギーが小さくなっています。 −−−



    各地での地震の発生予測 /
      (以下略、引用終わり)


    この発生予測図に関し、2011年09月12日 08時34分56秒 付け
    (考察) 地域別の地震の発生予測の方向性について
    によれば;


    −−−最近、この青や赤でマーキングする地点を選択する基準して、
      (1)冷熱流や温熱流の大きな動きがあること
      (2)温度勾配が大きいこと(線が密集していること)
      (3)温度勾配が大きい地点において低温化域側
    の3つを目安に選択するようにしている。 −−− コンピューターでこの予測を行なうならば
      (4)直近1週間に発生した地震の震央は除外する
    というような条件を付加すればさらに精度は上がってくると思われます。
      (以下略、引用終わり)


  9月11日午後 〜 12日地震予測
    2011年09月11日 13時57分45秒


 ■ 更新・考察


  (考察) 地球の地磁気に関する新しいモデル
    2011年09月12日 10時00分03秒

    −−− もともと地球創世記には溶解していた内核である鉄のコアは、太陽磁場によって長い時間をかけて磁気を帯びた。 / 太陽の磁場は地球に対して常に一定の方向から加わるような地球の軌道であり、また、地球の自転であった。 / こうした期間が長く続くことによって、内核が固まるにつれて、地球の内部に磁石が形成されていった。 / ところで、この磁石のまわりには流動する外核がある。この外核も主成分は鉄である。この外核内核の周りを自由に回転し、また大量の自由電子をもっている。 / 現在のような自転軸をもち、回転を始めた地球において太陽磁場に反応するのはこの外核である。 / この外核は、太陽の磁場を受けてその直交する面に渦電量を発生させる。そしてこの渦電流は、太陽の外核に (引用者注:ここは多分「地球の外核に」の誤記) 大量の熱をもたらす。内核はもちろん、この外核の内側にあるから高温の状態を維持する。 / 太陽の磁場は、さまざまなかく乱はあるものの基本的には非常に安定しているものであり、地球の外核に作用しここに電流を発生させそしてその電流によって電熱器と同じ原理によって熱が発生する。 / 外核の円周部に近い部分ほど磁場から受ける力が大きくなるため、磁場に対して直行方向となる面のうち外核の赤道面に対応するところがもっとも熱くなる。 / これがホットリングと呼んでいたものである。 (記事終わり、引用終わり)

  新仮説に関する考察。下掲備忘参照。



上掲新仮説に関しての分かり易い説明は釈愚さん準備中の図を待つことにしますが、この領域に関しても「ど」の付くシロートである私なりの解釈は;



右図出典: IHクッキングヒーターのしくみ


(仕組みは違うけれど)IHクッキングヒーターが太陽、磁力線が太陽磁場、トッププレート (鍋を置くプレート;鍋の熱が伝わる以外、これは加熱しないんですね、知らなかった) が地殻+マントルで、発生する 渦電流 により加熱する鍋が流体鉄である外核と考えればよいってことかな?


 参考: 電磁(IH)調理器の原理ー電磁誘導の利用ー
 参考: 現代家電の基礎用語:第11回:IHクッキングヒーターとは


で、太陽と地球の関係は;



右図出典: (1)太陽から放射されるプラズマ流と地球磁気圏
      (森 洋介のホームページ (太陽・オゾンホール・天気・オーロラ・磁気嵐の科学) より)


 参考: 地磁気観測所|基礎知識|地磁気



地磁気がどの様に発生するかに関しては今でも100%解明されているわけではない様子。参考まで 地球電磁気の Q & A より以下抜粋;

 −−−地球は地殻,マントル,核という部分から作られています。核は鉄やニッケルから作られていて,外側は外核といって流体,内側は内核といって固体です。そして地磁気を作っているのはこの外核の部分だと考えられています。 / 外核はとても電流を流しやすい性質をもっています。電流が流れると,右ネジの法則で磁場が作られます。これが地表までしみだしていくと,地磁気として観測されるわけです。ではどうして電流が流れるのでしょう。それには外核が流体であることが深くかかわっています。磁場の中を流体が動くとフレミングの左手の法則で電流が流れるわけです。電流や磁場は最初は小さなものであっても,お互いに強めあってしだいに大きな電流や磁場になります。流体の運動,電流,磁場(地磁気)は互いに影響を及ぼしあうので非常に複雑です。この様子を研究するのが電磁流体力学という分野で,これを地磁気の成因に応用したものは特にダイナモ理論と呼ばれています。 (記事終わり、引用終わり)


 参考: 地磁気 ( Geomagnet )
     岡山大学 理学部 物理学科 味野(_磁性_)グループ



念のため地球の自転・公転についてのおさらい;


 
 
 両図出典: めぐる季節のもと / バイオウェザー・お天気豆知識