2011年東北地方太平洋沖地震 その166: もぉ〜暑、 余震・地震・気象事象 〜 釈愚式予測のこと
.
気象庁
\(~o~)/ 平成23年8月19日の最高気温予想 / 高温注意情報
※ ようやく情報文の表示が無くなりました! 小田原の (=神奈川県西部の) 気温グラフを表示させてみると右の通り。まだ30度は超えていますが、前日より低いっ!!
◆大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第3号
平成23年8月18日16時36分 気象庁予報部発表
−−−北陸地方と東北地方では、19日朝にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。土砂災害、低地の浸水、河川の増水やはん濫に厳重に警戒して下さい。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。 (以下略、引用終わり)
※ 確かに、洪水予報・土砂災害警戒情報が発表されています。 (下掲防災気象情報参照)
◆急展開
チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ、2011/8/18(木) 午後 3:18
−−−この暑さも、暑い空気が前線に向かって流れ込んだせいで、東北地方の大雨も関東地方の猛暑も、前線の影響と言えます。 / そして、その前線は、あす以降、ゆっくりと南に下がってくる見込みです。前線の南下に伴って、雨の範囲も次第に南に広がって、関東地方でも明日は午後から雨になり、また、暑い空気は次第に南に駆逐されて、比較的涼しい空気に入れ替わります。 (以下略、引用終わり)
⇒ 実況天気図(アジア)(PDFファイル) / 気象庁
※ 長ぁ〜い前線が−−−
★防災気象情報
★気象統計情報 (火山含む)
★報道発表資料
地震・余震発生状況
⇒ 地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁
⇒ Earthquake List for Map of Asia Region / USGS
【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】
■ 地震・余震予測
8/18午後〜8/19 予測 内陸部での強い地震に要注意、 【注意報(低)】
2011年08月18日 13時20分09秒
−−−(2)概況:日本全体は温熱流に覆われていますが、日本海側や北海道側および関東以西では温度は低下しており、東北地方の太平洋側のみが温度上昇しています。このことからも、日本海側から太平洋側への流れの強いことがわかります。 (図を含め中略) さて、東北地方太平洋側の沖合に広範囲にあるすこし大きめの温熱流はすこし陸から離れて沖合いで落ち着いていますので、この内陸部側で今後地震が発生することが危惧されます。まだ、特にこれによって大きな地震が発生する訳ではありませんが、これが原因で内陸部で地震発生するので揺れが強くなります。(中略)
各地での地震の発生予測
マーキングした箇所で必ず地震が起こるというものではありません。温熱流や冷熱流の動きがとくに顕著であったところ、温熱塊や冷熱塊の動きのために、地震が発生する可能性があると予測される場所についてマーキングしています。 (以下略、引用終わり)
◆8/17午後〜8/18 予測
2011年08月17日 15時00分19秒
■ 更新・考察
◆(考察) 地震分布の特徴的な動き
2011年08月18日 19時18分10秒
−−−Hi-netの震央分布の動画を見ていると、震央がグルーピングできて、かつそれが南北に振動しているように見える。 / 赤で示したブーメランの形状のようなものである。これが二つある。 / これは、例によってかなり荒っぽいグルーピングだが、小規模地震発生帯をほぼ網羅することになる。 / すなわち、3.11(それ以前のデータは入手できないので)以降発生したと思われる多くの亀裂や断層が毎日繰り返し繰り返しすべりを起こしているのだが、それが図のようにブーメラン上にグルーピングでき、しかも、北上したり南下したりを繰り返している。 (中略)
震央分布の変遷 7.7-8.10
※ ここで、結論を目指さない自由な発想として採り上げられているのが 自励振動 、英語なら "self-excited vibration" (私の性格を表しているみたいな英語?)。この実例としてウィキペディアに紹介されているのが タコマ・ナローズ橋 崩壊;
Tacoma Narrows Bridge Collapse "Gallopin' Gertie"
なおこれと地震に関連して、 『地震過程の自励振動模型に関する覚書 / 北海道大學工學部研究報告』 なんて資料もありますね。
◆(考察) スロー地震について
2011年08月18日 08時06分28秒
※ この記事のきっかけとなった Nature の論文のサワリは; ⇒ "Slow earthquakes triggered by typhoons" で読めます。
◆(考察) 関東東方沖地震について
2011年08月17日 21時22分44秒
−−−さて、発生箇所は、今日の温熱流の流れとしてはもっとも強い流れのひとつの真上で発生しています。 (左図) / これは、東北地方太平洋沖横にある大きな温熱流の横にある低温域の角部で発生しています。この位置は、気象庁発表のものをプロットしたものです。 (中央図) / またHi-netでの震央分布図を見ても、ほぼ同様の位置に発生していることがわかります。 (右図)