2011年東北地方太平洋沖地震 その37: 原発・放射能に関する翻訳の紹介
−−− やれ 大連立だ、やれ 官邸・東京電力・保安院が「相互不信」だ、やれ 報告サボりだ −−− 「スピード感がある政治」 とは程遠い、呑気なものです。皆さん役立たずであることは充分以上に見せてもらいましたからもう誰も期待していませんが、世界中に醜態を晒し続けるのはいかがなものか。同情はいつまでもは続きませんし、場合によっては賠償請求されますよ。
いたずらに危機感を煽るつもりも楽観視するつもりも毛頭ありません。国内のみならず世界中が注目する放射線漏れに関し、私を含め皆各々の立場で好き勝手に発信しているものの、はっきりしたところがわからない。原発事故で実際に放射線が漏れている、と云う事実そのものが重大なのに、被ばくレベルの議論 (安全? 危険?) でそれがすり替えられようとしていることに危機感をおぼえます。被ばくは現在進行中であり、国民は自衛しなければならないから仕方が無いのですが−−−
海外での報道も様々であり、一見事実を伝えているように見えて実際にはある方向 (原発推進、あるいは反原発の2つに集約されると思います) へ誘導しようとするサイトが多いのは事実。その判断は難しいところです。
当ブログのメインキーワードである 『翻訳』 に関し、いつも参照しているサイト みんなの翻訳 に訳出された記事を幾つか紹介します;
核・放射線緊急時の準備と対応用基準 / 国際原子力機関
益岡さん訳、最終更新:2011-03-31 15:04:10、みんなの翻訳
⇒ IAEA Safety Standards for protecting people and the environment
実効放射線量1ミリシーベルト / 国際放射線防護委員会
eengine さん訳、最終更新:2011-03-31 08:07:13、みんなの翻訳
●International Commission on Radiological Protection HOME
⇒ "http://www.icrp.org/publication.asp?id=ICRP Publication 60 (Users Edition)"
※ リンクがうまく貼れません。表示されるリンクを無視して上掲 " " 内のurl全てをアドレスバーにコピペ要。
人間が犠牲になる前に原子力発電所を廃止せよ / ハーヴィ・ワッサーマン
ozawa さん訳、最終更新:2011-03-30 10:57:44、みんなの翻訳
◆End Nuclear Power Before it Ends Us
Friday, March 18, 2011, Harvey Wasserman's ZSpace Page
●Harvey Wasserman official site
⇒ Killing our Own: the Disaster of America's Experience with Atomic Radiation (PDF, 250 pages)
●Breaking Nuke News | NukeFree.org
IAEAとWHO / ヘレン・カルディコット
eengine さん訳、最終更新:2011-03-31 08:19:48、みんなの翻訳
⇒ Chapter 3 / Nuclear Power, Radiation, and Disease
※ 訳出された75頁が含まれます。
●Helen Caldicott, MD PHYSICIAN – AUTHOR – SPEAKER