遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その4: 炉心溶融 ?

余震が続いており、本震並みあるいはそれ以上の余震 (=別の本震?) だってあり得ますから、まだ津波への警戒は絶対に必要でしょう。ただ確率的に余震は小さいと考えるなら、津波については周知徹底が出来ていると思われる現在最も危険なのが放射能汚染。勿論いたずらに危機感を煽ることは厳に慎むべきですが、原発運営者が正直であったタメシが無い (私の認識間違いならご免なさい、ですが) ことを考えると、余程監視していないと、無策・隠ぺいによって史上空前の規模で汚染が拡がりかねないのでは?


IAEA "urgently" seeking info on Japan blast report
  Reuters via Yahoo! News - 56 minutes ago (日本時間2011年3月12日20:08時点)


   担当者が一生懸命であることを疑いはしませんが、手に余るのでは? 代償が大き過ぎる−−−


東日本大震災 福島第1原発爆発 東電、具体的な説明なし
  毎日新聞 2011年3月12日 19時31分(最終更新 3月12日 19時35分)


地震:国内初「炉心溶融」か セシウムを検出 福島原発
  毎日新聞 2011年3月12日 14時20分(最終更新 3月12日 16時23分)


  地震:福島原発で発生か 「炉心溶融」「セシウム137」とは
    2011年3月12日


炉心溶融


   チェルノブイリ原子力発電所事故 - Wikipedia


各国から援助の申し出がなされていることには無条件で感謝すべきでしょう。世界最高の災害援助のエキスパートである自衛隊であっても手が回らないところは援助を受け入れるべきとは思いますが、一方で原子力のエキスパートの援助が現在最も優先度が高いのではないか、と云う気がしてなりません。具体的にはアメリカ・ロシアあたり?


私の理解では、米露の核兵器やら原子力発電のエキスパートに見られては困る様な機密は無い筈です。検証の結果希望的観測が正しければそれはそれで良いが、そうでなかったらどうするの? 被害が拡大してからのお悔みやお詫びの言葉など聞きたくは無いのですが。