食品の浪費・廃棄 −−− 仕方が無いことなのか?
いのちを支える食品も、市場経済の中では商品のひとつに過ぎない −−−
商売ですから、購入を煽ることも正当なら、見込みに基づいて調達することも正当。その結果、残念ながら売れ残った不良在庫は最終的に廃棄するのも当然;
- 「恵方巻き」売れ残り、大量廃棄される 店員が「自腹で買い取り」強要されるケースも
2016/2/ 5 19:56、-CASTニュース
- SNSが提起した「コンビニ恵方巻の大量廃棄」報告、食品ロスはどれだけか?
2016.02.05 19:00、THE PAGE(ザ・ページ)
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- 恵方巻の由来と2016年の方角 1/4
- 同 2/4
- 同 3/4
- 同 4/4
更新日:2015年12月03日、公開日:2006年01月24日、[暮らしの歳時記] All About
一方、 『廃棄食品』 が横流しされたのはとんでもないこと。食品ナンタラ法など法規に違反しているかも知れないし、そもそも廃棄委託契約の違反行為。消費者さまの健康を考えて、廃棄されるべき;
- 「昔は腐ったご飯も洗って食べた」廃棄カツ「転売業者」開き直り――違法じゃないの?
2016年01月26日 15時33分、弁護士ドットコム
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- 横流し冷凍カツに一度解けた跡…不衛生な保管
2016年01月31日 09時24分、読売新聞(YOMIURI ONLINE)
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- 廃棄カツ、1枚100円に=「大手の製品、信用した」−複数業者経て消費者へ
2016/01/23-14:57、時事ドットコム
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- 廃棄食品、7業者に転売か=マルコメ製品も、仲介業者−岐阜県
2016/01/22-22:44、時事ドットコム
- 廃棄食品、7業者に転売か=マルコメ製品も、仲介業者−岐阜県
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- 廃棄カツ横流し、委託側「もう取引できない」
記事削除済み、2016年01月18日 18時13分、読売新聞(YOMIURI ONLINE)
- 廃棄カツ横流し、委託側「もう取引できない」
でも世界では、いや多分日本でも、壊されたセーフティーネットのザルからこぼれ落ちた餓死者が発生している中、食品の廃棄なんてとんでもないこと。 『賞味期限過ぎ』 『異物混入の可能性あり』 など明記し、低価格と引き換えに購入者責任で (= 生産者・販売者の責任を免除して) 食べることの出来る選択肢も必要では? 暴論であることは百も承知ですが、上掲廃棄食品横流しのケースでは、それを購入して食べた結果トラブル発生と云う報道はざっと見た限りでは無いみたいだし。食中毒はマズいけれど、多少腐っていてもハラをこわすだけのこと。ヤバいかな、と思えば火を通すとか。潔癖過ぎる安全基準も考えもの。
先ごろ他界された野坂昭如さんの 『絶筆』 にこんな部分がありました;
”−−− 要するに飢えたことがないのだ。飢えはどこか遠い国のことと思い込んでいる。米が主食は明治以降のこと。食いもの不足は当たり前だった。 −−− 言っておきたい。いざとなったら、金じゃない。食いもののある国が生き残るのだ。よその国など誰が助けてくれるか。
”
この部分は食品生産工程の最上流である自国の農に関する記述の一部ですが、最下流での浪費も結果は同じ。こんなことやってると、そのうち必ずバチが当たる。
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