遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2018年(平成30年)6月18日7時58分頃発生 大阪府北部地震; 続報

平成30年6月18日07時58分頃の大阪府北部の地震に関する資料 / 大阪管区気象台 大阪府北部の地震の関連情報(気象庁のポータルサイト) ← 2018年(平成30年)6月18日7時58分頃発生 大阪府北部地震; 速報 / 2018-06-18


6月20日朝で余震は収まった?

今回の地震を起こした断層帯は特定できなかった −−− と云うより、複数の断層帯が関係している模様;

  • 2018 年6 月18 日大阪府北部の地震の評価
     平成30年6月18日、地震調査研究推進本部 地震調査委員会
     ”○ M6.1 の地震の発震機構は東西方向に圧力軸を持つ型で、地殻内で発生した地震である。また、その後の地震活動は、横ずれ断層型と逆断層型が混在している。地震活動域の北側では逆断層型、南側では横ずれ断層型の地震が発生している。 / ○ この震源域付近には、東西方向に延びる有馬―高槻断層帯、および南北方向に延びる生駒断層帯と上町断層帯などが存在している。今回の地震は、これらの活断層帯に関連した活動である可能性があるが、詳細は今後の調査観測結果等を踏まえ、さらに検討を行う必要がある。

地震発生のメカニズム全容は未解明 −−− プレートテクトニクス等も強固とは云え仮説だし、把握し切れない断層、ひずみをもたらす力の源などわからない要素がまだまだ多い以上、地震予知への道は険しそう。先に伝わるP波を検知した段階でS波が伝わってくる前に危険が迫っていることを知らせる 緊急地震速報 だって、直下型の場合間に合わない。地震の前兆とされる 宏観異常現象 にも首をかしげざるを得ないものが多い。


もっと言うなら、科学の進歩により事前に相当の確率で地震発生が予知可能になったとしても、それまでの時間で出来ること・出来ないこともある。それに皆が 「合理的」 に動くとは限らないし、ネット経由デマが拡散しかねない困った時代。


結局、地震の揺れが来た時にどう自分を守るか (てんでんこ)、その後の損害をどう最小限に抑えるかの減災など、日頃から考え・訓練し・対策しておくしかない。安全にどこまでカネをかけられるか、も考えるべき。

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